地鎮祭 上棟式(コロナ禍簡素化ver) 準備物と服装について(体験談)

 注文住宅の建築において、主要なイベントである地鎮祭と上棟式の準備を当日の流れについて、記事にまとめました。我が家の実例について紹介します。注文住宅の建築は人生で何度も行うものではないため、経験する機会が少なく当日どのように振る舞うのがスマートか、気になるところかと思います。私自身もそうでした、当日は次に何があるのか段どりがわからないこともあり、変な緊張感があったことを記憶しています。

ともぞ
ともぞ

結論としては、地鎮祭も上棟式もやって良かったよ!

おくさん
おくさん

家づくりだけではなく、家づくりに関係するイベントも一生に一度なので思い出に残りました♪

目次

地鎮祭

目的

 土地の神様に土地を借りることの許しをいただくとともに建築工事の安全を祈願します。『大安、友引、先勝』の午前中に行うのがよいとされています。ともぞ的には、あまり六曜を重視しませんが、今後、なにか悪いことがあると『あの時良い日を選んでおけば良かった』とケチがついてもつまらないので、なるべく良い日取りを選ぶと後悔がないと思います。

施主側の参加者

・施主夫婦
・ともぞ両親 ※おくさん両親は都合により参加できず
地鎮祭にはお互いの両親を招待しました。同居はしないのですが、夫婦だけではなく、お互いの両親も気軽にこれるような家にしていきたいなということで声をかけてみました。あまり経験できるものではないため、両親はイベントとしても楽しんでいたように感じました。

準備物

  • 初穂料(2万円) 水引 赤のし 蝶結び
  • 日本酒一升 箱にいれて、赤のしをつけて『奉献』と書いてもらう
  • 塩一合(ナイロン袋にいれる)
  • 水 500mlペットボトルの飲料水
  • 魚 鯛一尾(お頭付) 
  • 野菜 季節のもの 3~4品 我が家の場合 なす、さつまいも、人参、きゅうり
  • 果物 季節のもの 3~4品 我が家の場合 桃、りんご、バナナ、梨
  • 段ボール箱(お供えものを神主さんが持ち帰る用)


 準備物について補足です。日本酒については、酒屋さんで一升瓶の日本酒を選び、『地鎮祭用です』と伝えればラッピング等してもらえます。奉献という文字もいれてもらいましょう。次にお頭付の鯛ですが、こちらはスーパーで購入可能です。1週間程度余裕をみてスーパーのサービスカウンターで注文し、地鎮祭の前日に受け取っておくとよいです。価格は2,000円程度です。また、当日は、お供えものは段ボール等捨てることができる箱にいれてもっていきましょう。地鎮祭終了後は、そのまま宮司さんへ渡すことができます。鯛だけはクーラーボックスで持っていきました。

服装

 当日の服装ですが、正装までは必要ありません
ともぞ:ジャケパン(黒紺色系のジャケット+スラックス
おくさん:ある程度フォーマル?(ブラウス+スカート)

式中の施主の出番

 神主さん主体に式を行っている間、施主の仕事は2つです。なお、作法については、式の中で簡単に説明がありますので、覚えておかなくても問題ありません。(鍬入れの掛け声の音量はイメージしておくと良いです!
・鍬入れ 神主さんから施主が鍬を受け取り、用意されている盛り砂を「えいっ!えいっ!えいっ!」という3度掛け声と共に、3度掘る仕草をします。
・玉串奉奠 神主さんから玉串を渡されるので、台の上へ供え、一歩下がって、二拝・二拍手・一拝の形で礼拝します。

ご近所さんへの挨拶

 『向こう三軒両隣』とよく言いますが、向かいあった3軒のお宅と両隣に地鎮祭当日挨拶にいくと良いです。地域の風習もあるので施工会社から空気感を聞いておくと良いでしょう。我が家の場合は、施工会社がタオルを用意してくれましたが、施主からは『ミニ手指消毒ボトル、サランラップ(小さいサイズ)』をお渡ししました。

上棟式(コロナ禍における簡素化ver)

目的

 現在は正式に上棟式までやるお宅は少ないのではないでしょうか。昔は屋根から餅や小銭をまいたり、屋根がついた家の中で宴会をやったそうですが、コロナ禍もあり、我が家では簡素化verにより、労いの意味を込めておもてなしをしました。お昼の準備の都合もあるので、事前に工務店には、気持ちです程度が、お昼の準備等おもてなしをしたいと、伝えておきます。

参加者

施主側:施主夫婦、ともぞ両親、おくさん両親
工務店:大工さん6名、足場屋さん3名
地鎮祭と同様の理由で上棟にも両親を招待しました。我が家は小さめということもあり、工務店側は計9名です。

準備物

  • 飲み物(お茶、缶コーヒー、ジュース系) 合計で人数の3倍程度
  • お菓子の詰め合わせ つまみやすいお菓子中心
  • 軽食(パン人数分 ※ランチパックが超オススメ!人気です
  • 昼食 仕出し弁当(1つ2,000円程度)
  • ご祝儀 棟梁 1万円、棟梁以外 5000円
    ※金額も小さいため、水引がついていないのし袋にいれました。

服装

軽装

当日のながれ

  • 8:00 上棟開始 開始時間にあわせて現場が動き出す前に挨拶にいきました。
  • 10:00 休憩1  現場の休憩に合わせてお茶出し
  • 12:00 昼休憩  仕出し弁当の提供
  • 15:00 休憩2  現場の休憩に合わせてお茶出し
  • 17:00 作業終了 施主から一言挨拶し、ご祝儀を渡す

上棟式は必要か?

私の感想になってしまいますが、上棟式(簡素ver)をやって良かったなと思いました。理由は大きく2つあります。

  • 純粋に感動したので感謝を伝えることが出来て良かった
  • 大工さんの顔とキャラクターを覚えることができた(施主を知ってもらえた)

 プレカットで工場から運ばれた材料が手早く組まれて、みるみる家が出来上がっていく様は純粋にとても感動しました。また、顔を知れた、知ってもらえたという点ですが、現場を見に行く際も話易い関係になれたかなと感じました。(打算的な面ですが、家を作る大工さんも人ですので、住む人の顔が分かれば、少しでも下手な仕事はできないなというところもあるかぁ….)

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この記事を書いた人

1991年生まれ、R4.12~ 本サイト開設
R3.12~家づくりを開始し、R5.5月末 マイホーム完成引き渡し!
【基本情報】
・ニックネーム:ともぞ
・居住地:東北の田舎在住
・家族構成:二人(夫婦) 
・すきな食べ物:焼肉
・趣味:キャンプ、ゴルフ

実家が古く隙間風だらけの家だったため、一念発起し土地から新築注文住宅を建築中!!
我が家が無事に建つかまだわかりませんが、今まで家づくりで悩んできたことや勉強してきたことを『施主目線』で書いていきたいなと思っています。

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