誰もが苦しむ注文住宅の予算オーバー!おすすめの減額方法5選と絶対に削ってはいけない箇所とは

 こんばんわ ともぞです。

 注文住宅を建築するにあたり、理想や夢を膨らませて打合せに臨むと思います。建築会社との打ち合わせにあたっては、設備のメーカーや色、性能等から細かい仕様を選択していくことになります。

 そして、すべての仕様が決まった上で『見積り』の金額が提示され、その金額に支障がなければ、晴れて『契約』を結び工事が正式にスタートということになります。

 我が家の場合、この見積りの段階で予算を大きく超過してしまい、予算内におさめるため、優先順位が低いものを削って『減額』を行いました。結果としては、なんとか予算内におさめることができたのですが、さんざん打合せの中で詰め込んで夢を削っていく作業は辛く苦しいものでした。

 SNSを見ているなかでも予算オーバーにより、同じ苦しみを味わった施主の方も多いようで、今回は、実体験から、なるべく後悔しないように建築費用を減額する方法について紹介したいと思いますので、予算オーバーに苦しむ施主さんたちの一助になればと思います。

ともぞ
ともぞ

減額の時は辛かったねぇ

おくさん
おくさん

いろいろと検討してなんとか予算の中におさまったね!

今回は減額調整の実例含めて紹介します。

目次

減額の方法5選

 私の考える減額減額の方法5選については下表のとおりです。

 詳細に内容を解説していきます。

(効果大)設備のグレードを下げる

 住宅に限らずですが、設備や電化製品の耐用年数は概ねメーカー公称で10年程度となります。
そのため、40年、50年と維持していきたい家と比べて、設備ものについては、いずれ更新の時期がきますので、予算をオーバーしてしまった場合は、次回のリフォームにとっておくといった考えて優先度を下げることも検討していく必要があると考えます。


 私は『耐用年数が短いもの(交換できる、交換する必要が生じる)』ようなものは、予算オーバー時には削っていくことを検討すべきと感じました。
もちろんこだわりたい設備には優先的に予算を割くべきです。我が家もキッチンについては減額をしていません。

(効果中)『見た目』に係る部分を削る

 『見た目』の部分については、『使い勝手に直接影響しないため』優先順位は一段下がるかなと考えております。

 ここで大切なポイントは、見た目に関するものがすべて優先度が低いというわけではなく、デザインの根幹のポイントなる箇所については、削ってしまうと家全体のデザインが崩れてしまうため、そこは削るべきではないことです。

 例えば、外装に塗り壁を採用することを前提に塗り壁を中心に外観の設計や内観の統一を図る等設計をおこなってきた場合、塗り壁を採用しないことは家のイメージ根幹から変えてしまう場合もあり得ます。
そういった部分については、優先順位が低いとは言い切れず、住宅の総合的な満足度を下げないよう配慮する必要がありますね。

(効果大)後回しにできるものはないか?

 後回しという表現でしたが、ここでは『施主支給によりあとから施主がつけることができるかどうか』を検討することを指します。

 主に、照明やカーテン等が候補となるでしょうか。施工会社の提案にある照明やカーテンは一般の量販店(『ニトリ』『IKEA』等)と比較すると効果なものが多く、施主支給により減額できる可能性が高いです。

(効果小)窓を減らす(小さくする)

 特注サイズのサッシがない限りは金額的にはさほど大きい項目ではありませんが、塵も積もれば….。という項目です。具体的な窓の用途を一つ一つ考えてサイズの見直しを検討してみましょう。
採光には支障がないか?どういったかたちで風をいれる窓であるか?使う用途を明確にしていくと、
『一回り小さくてもいいよ』『むしろなくても良いな』こういったかたちで見直すことができると思います。
 断熱性能だけを考えると開口部の窓よりも壁の方が断熱に優れるため、窓をなくすほど通常は断熱に優れた家となります。無駄な窓を減らす副次的な効果でしょうか。採光に支障がなければ小さくしていくのも良いでしょう。

 一点補足ですが、サッシを開閉できない『FIX窓』にすることでも減額をすることができます。

(効果特大)床面積を狭くする

 これは最後の大技になるのですが、床面積を小さくすること。これが最も効果の大きい減額の方法と考えられます。この手段をとる前に床面積を減らすことで家づくりの満足度が下がりすぎないように気を付ける必要があります。
 また、見積もりがでた段階から大きな手戻りとなるので、精神的な負担も大きくなることも考慮する必要があるでしょう。

削ってはいけない項目

優先順位で上位にしている箇所

 『家づくりのテーマ』を決めるという記事の中でも話題にしていますが、減額調整においても当初から優先順位の上位に位置付けている項目については、慎重に減額の判断をおこなうことが必要です。
『なんのために家を作るのか』を考えて家づくりのテーマを決めたはずですので、後悔しない家づくりをするために気を付けたいポイントですね。


 なお、どうしても削らければならない状況になった場合は、まず家づくりのテーマを見直してから
『家づくりのテーマの見直し』→『減額対象箇所の検討』という流れに立ち返る必要があります。

あわせて読みたい
まずは、家づくりのテーマを決めよう! 後悔しない家づくりの基本のき    注文住宅での家作りにおいて、『後悔をしない』ために大切なことは、『一貫性』をもって家づくりを進めることです。  家のテーマを決めることで、住宅の外観や内...

家の基本的な性能に関する箇所

 家の基本的な性能に関する箇所についての減額はお勧めしません。以下のような項目です。
・断熱材のグレード(厚さ)の変更
・樹脂サッシをあきらめる
・玄関ドアのグレードを下げる

 こういった箇所です。特に断熱材やサッシについては、完成後修理の機会に工事により変更ということも難しく(工事が大規模となる)建築当初から担保したい部分になります。

隣地との境界と最小限の外構

 ・隣地との境界→必要な境界ブロック、土留めの設置やフェンスの設置
 近隣の住民とのトラブルの原因ともなりますので、必要最低限の一次外構は削らないようにしましょう。
 ・駐車場の舗装、アプローチの施工
 駐車場舗装については、予算の関係でどうしても、土間コンクリートまで施工できず砂利敷まで、というかたちにもなりがちです。
 駐車場やアプローチについては、毎日使うものですから、日々の大きなストレスになり得ます。
 車の利用の形態や道路まで距離等からこれらの外構を削るかどうかの判断については慎重になるべきでしょう。
 

我が家の場合は…

我が家が検討の結果、削った箇所については下表のとおりです。

こちらも詳細について解説します!

太陽光、蓄電池

 今思うと燃料価格のUPの影響とても怖いので、太陽光パネルだけでも乗せたかったなと思います。
 結果的にはのせることはできなかったのですが….。我が家では、『配管だけやっておいてもらいました』
 後から乗せることも想定(良い補助金とかでないかな)断熱気密に配慮して入れる必要もあるため、
 仮に乗せることができなくてもおすすめです。配管だけですと、10万円まで掛からなかったと思います。

漆喰の塗り壁

 内装の壁について自然素材に憧れ、当初漆喰を計画しておりました。漆喰の塗り壁については、機能性も高いことから、単純に見た目とは言い切れませんが、価格と性能バランスから、『自然素材クロス』へ変更することとしました。

軒天の素材

 我が家では、軒天についてはレッドシダー木材を張る予定でした。良いアクセントかなと期待していましたが、 木材価格高騰の影響もあり、従来の板金としました。

外壁の種類

 我が家は当初より金属系サイディングの採用を決めており、当初採用を計画していた製品は思った以上に金額が高く、他社の金属系サイディングへ変更しました。機能性(耐久性)の面はほぼ変わらずですので、見た目に係る減額となります。 

窓の大きさ

先述のとおりですが、リビングを除き窓を少しずつ小さくしました。なお、我が家は、当初より、風呂トイレには窓なしで計画しています。この項目の検討に併せて開閉の必要性に応じてFIX窓への変更も行いました。

トイレ(2階水回り0)を一つとした

 こちらも減額の必要のためというより当初からの計画なのですが、減額効果も大きいため紹介です。
最近は2階建てでも各階にトイレを設ける間取りが多い?ですが、我が家は1階リビング、2階に寝室居室という間取りですが、トイレを一階のみとしています。もともと3~4人家族を想定しているため、居住する人数からトイレの数を一つ(便利だが掃除の手間が負担)としました。
 トイレの設備に係る費用が減となるだけでなく、水回りの配管も一階で完結するため、そちらのコストと維持管理費も減となりますね。 

建具の見直し

 建具については、当初、集成材を使用している自然素材のものを使用する計画でしたが、予算オーバーのため断念。
 ウッドショック恐るべしという価格でした。建具を減額して新建材のものを採用しましたが、壁紙と一体感のあるドア(おしゃれなドア→目立たない邪魔しないドアへの変更)を採用でき満足のいく選択ができたかと思います。

ウッドデッキの減

 当初は、リビングの掃き出し窓から外へ出れるよう外の空間との広がりを持てるようウッドデッキを計画しておりました。こちらもウッドショックの影響もあり、削ることとしました。

 削った理由としては、現時点では、どういう用途で使用するか、絶対必要であるとまでは言い切れないと感じたためです。こういった項目については、入居後必要となった際に追加で設置も可能であるため、後まわしとしました。

施主支給(照明、カーテン布)

我が家では、子供部屋寝室→プライベート空間の照明とカーテンを施主支給することとしました。これは予算をリビング重点に充てる目的で、プライベート空間については優先度を下げたためです。

以上が我が家の削った項目となります。

まとめ

 間取りや設備の打合せを行っている段階は夢に触れたとても楽しい時間ですが、夢の先には、見積もりの金額という現実が待っており、とても一気に現実に引き戻されます。

 そんな状況のなかで、冷静に当初の家づくりの目的を達成しつつ夢を削っていく作業はとても辛いものですが、なんとかここを乗り越えて楽しい家づくりを続けてほしいなと思います。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

1991年生まれ、R4.12~ 本サイト開設
R3.12~家づくりを開始し、R5.5月末 マイホーム完成引き渡し!
【基本情報】
・ニックネーム:ともぞ
・居住地:東北の田舎在住
・家族構成:二人(夫婦) 
・すきな食べ物:焼肉
・趣味:キャンプ、ゴルフ

実家が古く隙間風だらけの家だったため、一念発起し土地から新築注文住宅を建築中!!
我が家が無事に建つかまだわかりませんが、今まで家づくりで悩んできたことや勉強してきたことを『施主目線』で書いていきたいなと思っています。

コメント

コメントする

目次