家づくり初心者の実体験 はじめて住宅展示場にいってみて
こんにちは♪ ともぞです!
家づくりをはじめて最初目つくひとつではないでしょうか『住宅展示場』
最終的には地元の工務店を選んだ私ですが、昨年(R3年12月ごろ)家づくりをはじめた当初に住宅展示場に一度だけいったことがありました。
有名ハウスメーカーが隣り合ってモデルハウスを設置しており、一見、マイホーム計画中の方には夢の世界のように思われます。いざ、行ってみるとどんなかんじなのでしょうか?私の体験記を今日は記事にしたいと思います。
(注:あくまで主観に基づく体験記です。住宅展示場で素敵な出会いをした方も私の知人含めたくさんいらっしゃいます)
住宅展示場見学の流れ
住宅展示場に行くと、一般的には、以下のような流れで案内されます。
(1)受付での登録
まず、住宅展示場の受付で自分の名前や住所、電話番号などを登録します。
登録することで、後日工務店からの営業電話やDMが届くことがありますが、希望すればその場で断ることも可能です。
住宅展示場の受付では、展示場内のどのハウスメーカー、工務店に興味があるかアンケートを取られるケースがあり、そので興味があると回答したハウスメーカー、工務店からは、展示場の訪問をしなくても後日営業の電話がくる場合があります。
(2)展示場内の見学
受付での登録が終わると、展示場内の見学が始まります。
展示場内には、実際に建てられたモデルハウスや、建築資材や内装材、設備機器などのサンプルが展示されています。
モデルハウスの入り口やモデルハウス内で営業の担当者が出迎えてくれます。
モデルハウス内でも住宅展示場の受付とは別にアンケートの記載を求められます。自分の名前や住所、電話番号、どんな家づくりをしたいか?予算はどのくらいか?といった内容です。
展示場内を自由に見学することもできますが、多くの場合はスタッフが随伴して案内してくれます。
(3)スタッフとの対話
見学中に、工務店のスタッフが声をかけてきます。
どのような住宅を建てたいのか、予算はどの程度あるのか、どのようなこだわりや希望があるのかなどを聞かれます。また、自分に合った住宅プランや見積もりを提案してくれることもあります。
(4)資料の受け取り
見学が終わると、工務店のパンフレットやカタログ、見積もり書などがもらえます。
(5)その場で契約する場合も……。
場合によっては、その場で契約することもできます。その場合は、契約書を記入し、手付金を支払うことになります。ただし、契約前にしっかりと検討することが大切です。
以上が、住宅展示場での案内の一般的な流れです。展示場によっては、より詳細な案内をしてくれる場合もありますので、事前にホームページなどで確認しておくとよいでしょう。
住宅展示場に行く前に、あらかじめ自分がどのような住宅を建てたいのか、予算はどの程度あるのか、どのようなこだわりや希望があるのかを明確にしておくことが重要です。
その上で、展示場で見学するモデルハウスやサンプルを通して、自分のイメージする住宅に近いものがあるかどうか、また、それにどの程度の費用がかかるのかを把握することができます。
住宅展示場へ行ってみた 当日のながれ
よーし!! 家づくりをはじめるぞ!
手始めに住宅展示場に行って勉強してこよう!
いろんなハウスメーカーの家を見学できてたのしそうだなぁ♪
楽しそうだね!いってみよ♪
皆さんもこんな感じかと思いますが、私も家づくりをはじめたてのころ、まずは『勉強』というイメージでかるーく住宅展示場へ行ってみました。
※記憶をたどりながらですので時間はざっくりです。
(1)住宅展示場に到着 13:00
住宅展示場に到着!
雪もちらつくとても寒い日でした。気温は氷点下、路面が凍結していました。
※住宅の性能を体感するため、とても気温が低い日にいってみるのはオススメです!
(2)住宅展示場の総合受付 13:00~13:15
住宅展示場総合受付にて、名前や住所、電話番号、予算、家を建てたい時期、どこのハウスメーカーが気になるかといったアンケートを記入し、展示場内へ。
(3)地域ビルダーA社のモデルハウス見学 13:30~15:00
50代後半のベテラン男性のスタッフに対応していただきました。
さすがベテランの味!自分自身も家をつくった経験に裏打ちされたセールストークはなかなか見事でした。
ちょうど親世代に近いので『自分の子供が家づくりをしているようで失敗しないようにアドバイスしたい』といったかたちで営業とアドバイスの中間のようなお話になりました(笑)
基本的な家の性能の話から土地探しのことまで話が幅広に及び一件目の見学は一時間半くらいかかったと記憶しています。
1件目からけっこうハード!
営業のスタイルもいろいろあるんだなと感じました。
(4)ハウスメーカーB社のモデルハウス見学 15:00~16:30
30歳前後女性のスタッフに対応していただきました。
モデルハウスがとても魅力的でした!吹き抜けと塗り壁がとても特徴的でインテリアが特におしゃれでした。
(正直なところはグレードがとても高く、延床面積も大きく同じ仕様での建築は難しいという印象はありました)
ここでしっかめに営業されることに。
私自身、準備ができていなかったこともあり、次々くるセールストークと質問に疲れてしまいました。
いつごろ建てたいのですか?職業は?年収は?家族の予定は?
いきなりガツガツくるなぁ・・・・。
正直なところ、初対面の人に個人情報をぜーんぶ伝えるのも違和感があるなぁ。。。
※ともぞがしっかり準備ができておらず、取引をおこなうステージに立てていない!
(5)帰宅 16:30
当初は3,4社まわるつもりでしたが、体力的にも時間的にも到底無理でした。
当日が来場者がとても少なく時間をいっぱい取っていただけたことも原因として考えられますが、やはり体力面からも2社程度が限界と感じました。
はじめて住宅展示場にいってみて
いきなりですが、最初に結論から申し上げます。。。。
家づくり初心者がいきなり住宅展示場へ行くことはお勧めしません!
なぜお勧めしないのか、主な理由については、実体験から、下記のためです。
- 知識が足りていない
- 予算感がないから
- 担当者決まってしまいますよ
- 連絡いっぱいきますよ
次に各項目について説明していきます!
(1)知識が足りていない
家づくり初心者だった私は、住宅展示場にいってはじめて本格的に家づくりというものに触れていろいろなことを考えました。
しかし、私ははじめてでしたが、待ち構えているのは住宅営業のプロです。
あまりに知識量の格差が大きいのです。住宅展示場にいくとその営業さん達が本気で営業をしてきます。勉強ではなく『いきなり本番です』もちろん、営業さんによるかとは思いますが、私はもっと自分のペースでゆっくり検討したかったです。
注文住宅を建てることは、お店でものを買うように出来上がっている商品を買うわけではありません。何度も打合せをしながら一緒に作っていくことになります。
実際に家の建築工事を実施する際には、工事請負契約というものを結びますが、これはかたちのない目的物を完成させることを約束する契約です。
知識がない状態で、良い打合せと良い選択ができるでしょうか?もちろん…..手始めに勉強でいった私はできませんでした(笑)
(2)予算感がないから
住宅展示場のモデルハウスは……『グレードが高いです。家も大きいです。』
ぜんぶのモデルハウスとは言いませんがぜんぜん参考になりませんでした。まず資金計画をしっかりたてて打合せにのぞみましょう。打合せになりません。
当日対応をしてくださるスタッフはもちろん家づくりのプロです。
『あなたの収入ならば家を建てることが十分できますよ!』そういってくると思います。
ほんとうにそうでしょうか?
建てることはたしかにできるかもしれません。
豊かな暮らしをしていく道具であるはずの家を建てたことが原因で住宅ローンだけで首がまわらなくなってしまっては本末転倒です。
(3)担当者決まってしまいますよ
ふらっと行った住宅展示場。各モデルハウスでではじめて接客してくれた方、その方がそのハウスメーカーのあなたの担当者です。まさに一期一会!人生のようですね。
でもほんとにいいですか?知人親戚から信頼できる営業マンを紹介してもらえたりしませんか?よく検討したいところです。
(4)連絡いっぱいきますよ
勉強がてらのつもりで行ったつもりが、翌日からは怒涛の営業電話が入ります。はやいハウスメーカーはその日のうちに資料をくれました。すごい。
まとめと住宅展示場へ行って良かったこと
住宅展示場へ行ってよかったことは….。
インテリアと内装がとても参考になる!
ということでした! 住宅展示場のモデルハウスはインテリアと内装がとても統一感がありおしゃれになっています。グレードは高く、ぜんぶ同じように採用するにはハードルが高いですが、部分的に取りいることはできますし、自分の作りたい家のテイストを決めていく良い材料になります。特に、壁材や床材は実際の家のサイズとサンプルはかなり違いがあるのでよく見ておくと良いでしょう。
最後にまとめとして、私は、知識不足等で落ち着いて話ができず、慌ててしまいました。
もっと勉強していけばよかった…….。
勉強不足でいきなり住宅展示場へ行くことは私はお勧めしません。
この記事をお読みの方に提案したいのは、
『基礎知識を入れて、ハウスメーカー1社か2社に狙いをつけて行ってみる』(そもそも疲れて何社もまわれません)
『インテリアと内装だけを見ると完全に割り切って勉強にいく(所謂、仮契約は絶対せず、当時は強い意志で断固帰ってくる)』
このような活用方法はどうでしょうか?
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